川端康成「雪国」は、読み手を選ぶ作品なのです。
主人公は妻子ある文筆家、島村。 彼は、一年ぶりに雪国の温泉宿に赴きます。 美しい芸者、駒子との再会を果たすために。 川端康成は、説明的な文章では描かず じつに巧みに、抒情的な表現をしています。 つまり、ここで描かれているのは 二人の微妙な心の揺れ動き。...
川端康成「雪国」は、読み手を選ぶ作品なのです。
三島由紀夫「憂国」は読むにはかなりの覚悟がいると思います(;^_^A
泉鏡花「栃の実」を単なる紀行文と侮ってはイケナイ。
谷崎潤一郎 「蓼食う虫」は、 関西の伝統文化を愛でる風流人をスケッチした作品です。
多くの人が抱く川端康成のイメージが崩れ去る作品「片腕」
エーリッヒ・フロム著 「愛するということ」で、ストンと腑に落ちたこと。
「歎異抄」は、書物だけれどもいいのだろうか?
皆川博子著「空の色さえ」は、最初の一行目から、こわい・・・・(^_^;)
アンナ・カヴァン著「氷」は、「トリップ」を疑似体験できる。
テッド・チャン著「地獄とは神の不在なり」は、難解極まりない作品です。が・・・。