テレビや新聞で殺人事件が報道されない日はない。
あー、いやだいやだ。
日本は海外並みに物騒な国になってしまった・・・。
いったいなんで、こんな国になったんだー。
・・・と。
このぼやきを聞いて、
「ほーんと、こわいなぁ、日本は犯罪大国になっちゃって」
と、思った人。
ダマされてます。
・・・報道に。
実際の犯罪件数をみてみると、意外な事実が浮かび上がってくる。
警視庁が発表している、2007年の殺人発生件数は1,199件。
なんと、これは戦後最低。
一方、古き良き時代と言われる「Allways三丁目の夕日」の時代、昭和三十年代。
たとえば、昭和33年の殺人発生件数は2,683件で、現在の倍以上。
人口は現在より三割少ないのに。
さらに、その他の凶悪犯罪は、数倍も発生している始末。
なんと、予想に反して、
日本は治安がものすごくいい国になってきている・・・。
テレビのいい加減なコメンテーターの見分け方。
↓
さきほどの、ぼやきと同じようなことを言ってる人。
自分で調べもせずに、適当なコメントしてることバレバレである。
テレビはショッキングなニュースが大好き。
視聴者の目を魅くギョッとするニュースを、ことさら選んで流す。
なぜなら、視聴率を増やすことが、最優先だから。
ショッキングなニュースばか
り見てると、いかにも治安が悪くなったかのような印象を刷り込まれてしまう・・・。
テレビや新聞を見たままでは、ダメってことだなぁ。
地道に裏を取っていかないと。
・・・それはそれで、大変な気もする。
